2004/03/19 第4回ETJP全体ミーティング 資料番号 1-4-4 ===================================================================== 2004/03/22 ETJP事務局/JPRS ETJP実験用番号の登録について(案) 0. はじめに この文書は、ETJPで用いる実験用番号の登録について記述したものです。ETJP 実験参加者は必要とする実験用番号をこの手順に従って登録し、実験に利用 することができます。 番号登録管理は、ETJP事務局が行い、システムの運用管理はJPRSが行います。 今回はTLDとしてe164.jpを用いた暫定的なものとなっています。また、登録 する実験用番号は、実験用番号利用規約に基づいています。 1. ENUM DNSを理解する ENUM DNSでは、ENUMのドメイン名に対して登録されたNAPTRリソースレコー ドを得ることができます。ENUMのドメイン名は、E.164番号を基に生成され ます。正規のENUMでは、E.164番号を番号を逆順にして、その間にドット (".")を挿入し、最後に ENUMトライアル用のTLDであるe164.arpaを付加しま す。 今回提供するサービスは、TLDとしてe164.jpを用い、番号は、実験用番号利  用規約の範囲内であれば、実験用に登録者が任意に選択することができます。 ETJP実験用番号を仮に 810012345678 とします。 ETJPでは、その実験用番号を法則に従い、次のようなドメイン名に変換して 扱います。 8.7.6.5.4.3.2.1.0.0.1.8.e164.jp 事務局は、実験用番号から生成されるドメイン名から、NAPTRリソースレコー ド及びNSリソースレコードを提供する仕組みををETJPのDNSにて提供します。 クライアントとしてのENUMソフトウェアやアプリケーション端末、実験用番 号の委任を受けるネームサーバについては、実験を実施する会員が用意する ことになります。 2. 番号利用をETJP事務局に申請する ETJPの実験用番号を利用したい会員は、入会時に事務局に送付した入会申込 書に記述されている会員の責任者、または事務連絡担当者からETJP事務局に 電子メールで申請してください。 番号利用申請のメール送付先は、次に示す事務局の電子メールアドレスです。 sec@etjp.jp 申請の書式は、特に定めませんが、記入例(※)を掲載しておきます。 3. 事務局はENUM登録システムのIDとパスワードを連絡する 事務局は、会員から受け取った申請メールの内容を確認します。問題が無け れば実験用番号の登録/削除を可能とするENUM登録システムの会員ごとの管理 者IDとパスワードをご連絡します。 4. 会員は、ENUM登録システムにログインし、実験用番号を登録する 会員は、前項3にて受け取った会員ごとの管理者IDとパスワードを用いて、 ENUM登録システムにログインします。URLは、次の通りです。 https://register.etjp.jp/reg/ 会員はそのシステム上で、実験用番号の登録/削除が必要なときに行えるよ うになります。 実験用番号の登録/削除の詳しい方法は、別のドキュメントにて説明します ので、そちらを参照願います。 ※記入例(番号利用申請メール) メールヘッダ部分----------------------------------------- To: sec@etjp.jp Subject: 実験用番号利用申請 From: taro@example.co.jp メール本文部分------------------------------------------- ETJP事務局宛 ETJP会員イグザンプルの責任者、山田です。 ETJPの実験用番号を利用したいので、ここに申請します。 よろしくお願いします。 -- 株式会社イグザンプル 山田太郎 yamada@example.co.jp --------------------------------------------------------- ======================================================================